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チェコ共和国は、世界で最も人形劇が盛んな国の一つであり
子供達にとって人形劇場へ行くことは、自然な習慣になっています
私は、2007年よりチェコで生活し、人形劇舞台美術家として舞台美術のデザインや、人形劇場を中心に上演用の人形をデザイン・製作しています
チェコの人形劇場では、演目や劇場にもよりますが
上演後子供達が人形や舞台に実際に触れる機会があります
その時の子供達は何物にも代えがたい表情で
人形や舞台と触れ合っていて、見ている私はいつも心を熱くしています
子供達の目の中にどんな世界が広がっているのが、見てみたいなと思うのです
そのような活動を通して、もっと子供達が気軽に遊べるような
身近な、手作りの人形やおもちゃができないだろうか、と考えるようになりました
私自身、子供の時に祖父が作ってくれた沢山の手作りのおもちゃで
遊んできた記憶があります。人形、お面、パズル、人形の家に家具…
そんな、私にとっては宝物である記憶達も
このブランド設立に影響しているのかもしれません
日本とチェコの伝統を尊重しながら
日本とチェコの文化、伝統、手作業を尊重し
一つの形に紡ぎあげることを目標に製作していきたいと思っています。
私達の手作りのぬくもりが
1人でも多くの子供達の笑顔に繋げられるよう
作り続けていきたいと思っています
林 由未
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